そろそろ気になり出す花粉症……
こんにちは、虹いろ鍼灸院の冨田です。
つい先日年が明けたと思ったら、あっという間に1ヶ月が過ぎました。
今年もいよいよあれが気になり出す時期になってきました。
そう……花粉症です!
全国平均でも20%、つまり5人に1人の方が花粉症に悩まされ、その数も年々増加しています。また有病率の低年齢化も進んでいます。
(1)花粉症のメカニズム
スギ・ヒノキ・イネ等の花粉が原因となるアレルギー疾患の一つとされています。
特に春先頃(2月~4月)に症状が現れやすく悩んでいる方が多いです。
鼻や目の粘膜は花粉が長く留まる事で花粉を抗原(アレルゲン)と認識し、異物を身体の中に入らないように過剰な免疫反応を引き起こします。
(2)花粉症の症状
この免疫反応が起こるとヒスタミン等の物質が産生され炎症反応がおこります。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みなどの症状が現れます。また花粉が飛散する期間継続的にこれらの症状が現れると集中力や注意力の欠如により仕事への悪影響が出るなど日常生活の質が低下しやすくなります。
風邪との違いは?
風邪の場合は発熱と共に喉の痛みや咳や痰が出るといった症状が現れます。
また期間も1週間ほどで症状は落ち着くことがほとんどです。
花粉症の症状が現れる人と現れない人はどう違うか?
花粉そのものは人体に悪影響を与えるものではありませんが、その人の持っている体質や生活習慣、大気汚染やストレス、衛生環境など他の要因と重なることで、ホルモンバランスや自律神経の働きが崩れ過剰な免疫反応を引き起こしやすくなります。
日常生活で気をつけることやセルフケアは?
・外出時のマスクやゴーグル着用
・手洗い・うがいの徹底
・室内外での温度に注意
・適度な運動を行う。EX)週3回30分の散歩や通勤での歩行
・規則正しい睡眠
また鍼灸でこれら身体の不均衡を整えることで、体調を改善し、過剰な免疫反応が抑えられ症状の緩和も期待できます。
お悩みの方は是非ご相談ください。
参考
厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/