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免疫力と腸の関係

こんにちは。

 

虹いろ鍼灸院  冨田です。

 

 

今コロナウイルス感染が拡大する中、改めて免疫力の重要性に注目が集まっています。その免疫力は腸の働きとも関係があるといわれています。

今回は免疫と腸との関係について、また自宅でも出来る簡単なペットボトル温灸のご紹介です。

 

 

 

1.免疫て良く聞くけど何をしているの?

 

 

外部に存在する異物(細菌やウイルスなど)が体内へ侵入しようとするのを防ぎ、身体を守ろうとする防御機能や仕組みのことです。
皮膚に始まり、口や目、鼻や腸の粘膜組織などは常に異物の侵入から身体を守っています。

また仮に異物が体内へ侵入した場合にも、免疫細胞が働き排除しようとする反応が生じます。
風邪を引いた際に熱が出たり、傷んだものを食べた後に下痢をするのも免疫反応の一つであり、私たちの身体の免疫反応は無意識にとても重要な働きをしています。

 

 

 

 

 

2.腸の働き

 

 

胃から送られてきた消化物を吸収するという大切な役割を担っています。この吸収した栄養素を基に身体は形作られていきます。

また腸は身体の内側にある器官でありながら、口から胃と続いて外部ともつながりをもつ特徴があります。

そのため身体の内外を分け隔てる役目も持ち合わせています。

 

 

 

 

 

3.腸内環境と免疫力何が関係するの?

 

腸は身体に必要な栄養素を吸収する一方、体内へ侵入しようとする異物は排除しなければいけません。

そのため全身の6~7割の免疫細胞が存在しているとされ、また神経や血管も密集しています。

さらに100兆とも言われる腸内細菌は消化吸収の促進、免疫細胞の働きを間接的に助けています。

この腸の機能が低下していると、体内への異物の侵入を防ぐことが難しくなってしまいます。

消化吸収がうまくいかないため、貧血や慢性的な疲労にもつながります。

 

 

 

 

 

 

4.腸の働きを活発にするツボ

 

 

★  気海

 

 


気海は気(エネルギー)が海(集まり戻るところ)という意味があり、生命活動の源となる重要なツボです。
冷えや虚(力の抜けたような状態)の反応の出やすい場所でもあります。

深い場所には小腸や大腸へとつながる部分でもあるため、胃腸症状の改善も期待できます。

 

 

臍周囲のツボ(中脘、天枢、関元など)と組み合わせて刺激しても良いです。

 

 

 

 

 

5.どうやって刺激すると良い?

 

 

前回のブログで掲載したようにせんねん灸で1度に2・3回(温かいと感じる程度)を目安に行います。

下記のURLではセルフケアお灸についてや他の免疫力UP効果に期待できるツボも紹介しています。

是非参考にしてみてください!!

 

 

https://best.jp.net/2020/03/31/お灸で血行改善。家でも出来るセルフケア灸/

 

 

 

またペットボトルにお湯を沸かしたもので代用することも出来ます。

 

<作り方>

 

 

1.70~80℃程度にお湯を沸かしたものを200㎖用意

2.ホット専用のペットボトルに1のお湯を入れます。

 

 

 

 

実際に作ったペットボトルを当てる際には、皮膚へ直接当てるよりも服の上からやタオルを挟んで温度調節すると心地よい温かさとなり低温火傷の予防にもなります。

刺激が強ければ効果が良いというわけではありません。温度を調節しながら少しずつ行っていきましょう。

 

免疫力には他にも食事や睡眠などの日常の生活習慣との関わりが深いため次回以降にご紹介出来たらと思います。

まだまだウイルスの脅威は続きますが、みんなで乗り越えていきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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