醤油麹が出来ました!!
こんにちは、虹いろ鍼灸院の冨田です。
今日は、先日自宅で作った醤油麹が完成したので、そのご報告と使用してみた感想です。
(1)醤油麹が出来上がるまで
毎日1回は全体をかき混ぜる必要があるのですが、瓶が少し小さかったのが失敗でした。
麹と醤油がギリギリまで入っていたため四日目くらいまではかき混ぜるのは大変でした。
しかし、1週間くらい立つと発酵が進み、麹が徐々に柔らかくなってきて全体的な色の濃さが薄くなっていきます。
2週間目に入ると麹の粒は小さくなり、かき混ぜると「納豆を混ぜたとき」の様な粘りが出てくるのが分かりました。この粘りこそが麹菌の発酵が上手く進んでいるということです。
そして丸2週間たった醤油麹を比較したのが下の写真です。
(2週間前作った直後の醤油麹)
(2週間後完成した醤油麹)
(2)醤油麹の良いところ
元々醤油も発酵させたものではありますが、麹と掛け合わせることで自然な“うま味”をより引き出します。
さらにうま味成分が豊富なため、通常の醤油を調味料として使用するよりも半分近く減塩する事が出来るととても優れた調味料になります。
また以前も取り上げました、消化の促進を助け、腸内環境を整えることで、胃腸症状の改善も期待できます。
(3)実際に使ってみた感想
納豆に調味料としてかけて食べたり、お肉に付けて生姜焼きにして食べてみました。
少量でも味がしっかりしていて、お肉も発酵した時に出来た“プロテアーゼ”という酵素により柔らかくなりとても美味しかったです。
これから暑くなってきて食欲が落ちたときにこれを調味料として取り入れるととても役立ちそうです。
まだまだ他にも免疫力と関係の深い腸の働きについて取り上げていきたいと思います。
皆さんも自宅で出来る事を取り入れて腸活していきましょう。