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秋に積極的に摂りたい旬の食材♪♪

こんにちは、虹いろ鍼灸院の冨田です。

 

 

 

最近はとても便利になりお腹がすけばいつでも好きなときに食べ物が手に入る様になっています。

コンビニの商品も充実し、日持ちのするインスタント食品も豊富にすぐに手に入れる事が可能です。

 

しかし、毎日のコンビニ食生活では栄養も偏り、また味の濃い物も多いため、身体への負担は多くなってしまいます。

 

 

 

普段の食生活を充実させることは身体も心の健康にも良い影響を与えてくれます。

漢方医学では食材や薬膳が身体に作用する働きを大まかに分類した五味(酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味)や「寒・熱・平・温・涼」の寒熱作用を利用しています。

 

このような視点も取り入れながら秋の旬の食材の中で、風邪予防や寒くなる季節に向けての身体作りにお勧めの食べ物をいくつかご紹介していきます。

 

 

(1)主菜

 

主菜は名前にも秋の字が入るさんま(秋刀魚)です。

 

 

 

 

 

甘味に相当し、気を補うとされています。

 

タンパク質の中でも身体の中で作られない必須アミノ酸を多く含んでいて、身体の構成に必要な栄養をたっぷり含んでいます。また、これから寒くなり日照時間が減り不足がちなビタミンD、貧血に良いとされるビタミンB12を含みます。

そしてなんと言っても、EPADHAといった良質な脂質も含み、一日に推奨されている摂取量をさんま一匹食べるだけでも摂取出来ます。

しかし、サンマの脂質は酸化しやすく、過酸化脂質に変化するとじんましんや下痢の原因になる場合もあるため、できるだけ早めに食べる事がお勧め。

 

 

 

 

 

(2)その他副菜や間食に

 

栗(くり)

 

 

 

 

 

 

腎を補う作用が有り気力を増し、虚弱体質を改善します。

特に下半身を温める作用が有り、足腰の冷えに悩まれている方にお勧め。炭水化物が多く栄養価が高いですが、脂質は少ないため小腹が空いたときにも良いです。

またコラーゲンの生成と関わりのあるビタミンCが豊富で、皮膚の再生や保湿にも期待できます。乾燥が厳しくなり始める季節ですから間食などで定期的に取り入れたいですね。

注意点は食物繊維が多いので、腹満や胃痛を引き起こしたり、ナッツ類にアレルギー体質のある方は食べ過ぎにお気を付けください。

 

 

果物

 

 

 

 

 

 

乾燥による喉の乾きや咳に効果的です。

βカロテンを豊富に含み、身体の中で必要なビタミンAにも変換され皮膚や粘膜の保護に働きます。

またお酒好きの方に朗報です。アルコールの分解を促し二日酔いの改善にも役立ちます。

家飲みが増えている方でつい飲み過ぎたとき、身体が火照りのぼせている様な時に少量食べると効果があるかもしれません。

様々な効果がある一方で、身体を冷やす作用「寒」の性質が強いため、胃腸が弱い人やお腹を下しやすい人は食べ過ぎに注意です。身体が冷えやすい体質の方には冷やす作用がない干し柿をお勧めします。

 

 

ぎんなん

 

イチョウの木は生命力が強く、実らせた種が地上に落ちたときの発芽率は100%といわれるほどです。

喘息などの空気が乾燥したり、身体に熱がこもりやすい体質の方にお勧めなのがこの食品です。

肺を潤し、収斂する作用を補います。尿の出を良くするカリウムを多く含み浮腫に対しても有効です。

食べ過ぎは含まれる物質によりけいれんなどの症状を引き起こす場合もあるため一日10粒程度までにしましょう。

 

 

なじみのある栄養素に加えて漢方要素を含んだ「五味」や「寒熱」の視点からバランスの良い食事を見直してみるのも良いかもしれません。

秋は旬の食材はまだまだたくさんあります。またご紹介していきたいと思います。

 

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