冬に積極的に取りたい食材♪♪
こんにちは、虹いろ鍼灸院の冨田です。
今回は冬に積極的に取りたい食材を取り上げました。
冬は五臓では腎に関係が深い季節です。この腎に働く食材も多いため是非参考にして頂けたらと思います。
・ねぎ
地中に埋まっている部分が白く、日光に当たる部分は緑色に代わり、含まれる栄養素も変わってきます。
青い部分にはβカロテンを含むビタミン類が豊富です。一方白い部分に多く、香りの成分に含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を高め疲労回復にも効果的に働きます。
血液循環を促し、身体を温める作用があり風邪の初期に汗をかくことで解熱させる際に有効です。
ネギの白い部分を乾燥した物は「惣白」(ソウハク)と呼ばれ、漢方薬の生薬としても用いられています。
*胃液の分泌を促してくれるため胃酸過多の人は食べ過ぎに注意しましょう。
・ブロッコリー
風邪予防として免疫力アップに欠かせないビタミンCを多く含み、茹でた後でも多くの量を取り入れることが可能です。
またビタミンCはコラーゲンの生成も促してくれるため、乾燥肌気味の方は是非食卓に一品加えたいですね。
他にも抗酸化作用や解毒作用に効果のあるルテインやスルフォラファンを含みます。老化やガン予防にも期待されている今注目の野菜です。
*活性酵素を壊さないためには蒸し器を利用するとさらに良いでしょう。
・かき
「海のミルク」と言われるほど栄養価が高く、タウリンや必須アミノ酸、ミネラルを多く含みます。
腎に働き身体を潤したり、貧血予防となる鉄も豊富なため、疲れやすい虚弱体質の方にもオススメな素材です。
また外の牡蠣殻は「牡蠣」(ボレイ)と呼ばれ、生薬の一種として利用されています。心臓や自律神経の機能を鎮める働きがあり神経の興奮を鎮め良質な睡眠を促してくれます。
*食べ過ぎや食中毒には要注意。
・ぶり
100グラム当りのタンパク質含有量も多く重要な補給源となります。血流を促進し動脈硬化や脳梗塞の予防に役立つ良質な脂質EPAやDHAの他ビタミンを豊富に含み、同時に摂取した三大栄養素の代謝を促進してくれます。
腎に働き気を補う働きもあり骨代謝にも良い影響を与えます。
これから鍋が美味しい季節になりますね♪どの食材もお鍋の一品として是非取り入れてみて下さい!