旬の果物頂きました🍏
こんにちは虹いろ鍼灸院の冨田です。
先日、有り難いことにこの時期に旬なとても美味しいりんごを頂く機会がありました。
味はもちろん美味しかったのですが、りんごを食べた後の身体の変化を体験し、改めて食の大切さを実感。
数日前から外食や味の濃いものが多かった影響もあり少し胃が重いような、身体のだるさを感じていました。
しかしりんごを食べた翌日は胃の不快感も身体の重だるさも忘れてしまうくらいとても軽くなったのです。
そこで今日はりんごについてのお話です。
りんごは「涼」の働きがあり、身体の余分な熱を冷ましたり足りない部分の水分を潤します。
例えば乾燥して咳が止まらないような場合「肺」を潤して咳や痰を鎮めたり、「胃腸」が働き過ぎて疲れているときに消化を促進して下痢や便秘の改善に役立ちます。
病気になったり・お腹を壊したときにすり下ろすと消化にも良く、お見舞いなどでも重宝されていたのも納得がいくかもしれません。
りんごには多くのポリフェノールが含まれ抗酸化作用として新陳代謝や疲労回復を促進します。
加熱を加えることでこれらの作用が数倍にもなるとも言われています。
また食物繊維や栄養の有効成分は皮や皮の近くに多く含まれるため、出来るだけ皮も一緒に摂取するのがお薦め。
しかし、皮のそのものや表面のべた付きが気になるという方もいるかもしれません。
これ自体は新鮮さを保つためにりんごそのものから出ているため、水洗いをするだけでも充分取ることが出来ます。もしそれでも気になる方はすりおろしやジュースなどにしても良いでしょう。
ただしジュースにすると糖質の摂取量が多くなる可能性があるため、糖尿など血糖値が高い、元々お腹が緩いという方は取り過ぎに注意が必要です。
美味しいものを食べる楽しさは持ち続けていたいですが、毎日食べている「食」が自分たちの身体を作っていることも決して忘れてはいけません。
食後のデザートに甘いものがほしくなった場合は、旬な果物で食べ過ぎや胃腸の消化を促進して上げることも健康を保つ秘訣として是非取り入れてみて下さい。