からだ健康クイズ➃
こんにちは。虹いろ鍼灸院冨田です。
先日ものすごい台風がありましたが、その分一気に秋が深まってきたように感じます。
今回は秋の旬な食物についてのクイズです。
からだ健康クイズ➃
食欲の秋はつい食べ過ぎになりがちです。
そんなときに(9~11月)旬な食べものの中でより胃の働きを助けてくれる食べ物はどれでしょう?
➀里芋(さといも)
➁白菜
➂ししとう
➃枝豆
➀里芋
秋から冬にかけて旬を迎えます。陰を補い潤す作用もあるため、慢性的な咳に悩みやすいこれからの時期に効果的です。
また胃腸にやさしく、消化作用を促進してくれます。慢性の便秘にも効果があり定期的に食べたい一品。
里芋独特のネバネバには食物繊維が豊富に含まれ余分なコレステロールを排出しやすくしてくれます。
生活習慣の予防などにも効果が期待出来ます。
➁白菜
水分が多く、のぼせやほてりなどの余分な熱を冷ます作用があります。ビタミンCなども豊富ですが、色の濃い葉の部分に多く含まれるため鍋やスープでの丸ごと頂きましょう。
旬はもう少し寒くなる冬がお薦め。100g当りのカロリーも低いためダイエットの際にピッタリな食材です。
生汁は酒の分解を促すため二日酔いで喉が渇く際に用いられることがあります。
➂ししとう
血の巡りをよくしてお腹を温め冷えを取り除きやすくなります。利尿作用により浮腫を取り除き血圧を落ち着かせてくれます。整腸作用もあり便秘の改善にも有効ですが、より身体に湿が溜まりやすい梅雨の時期に向いています。
またエネルギーや筋肉など身体の構成に必要なビタミンも含まれており、タンパク質と一緒に摂取したい食品。
➃枝豆
気や血の巡りを良くし、夏バテ予防に効果的。
100gあたり12g近くタンパク質が含まれていて葉酸や鉄分も多く、貧血気味の方には手軽に摂取出来るタンパク源として重要です。またアルコールの分解を促し肝臓の負担を減らしてくれるためお酒飲みの人は翌日の二日酔い予防のおつまみとして必須の一品。
自宅で茹でる場合は3~5分ほどの少し固めに茹でると栄養も逃げずに摂取できるためお薦めです。
答え ➀里芋
どれも胃腸の働きを促し効果的ですが、これからの時期は乾燥気味になり陰を補い身体を適度に潤す必要があります。
旬の季節に自然に採れる作物には、その季節に身体が必要とする栄養などが豊富に含まれています。
秋の旬な食材を是非食卓に積極的に取り入れてみて下さい。