打撲後にお灸♨
こんにちは虹いろ鍼灸院の冨田です。
先日患者さんで自転車で転んで打撲をした方がみえました。
ハンドル部分が膝の内側にぶつかり、腫れだけでなく内出血もありかなり強い衝撃があったと想像できます。
受傷してから3日たった状態でも内出血が円状に広がり、膝を曲げる動作も通常の半分くらいまでいくと強い痛みがありました。
熱感が無くなっている事を確認し、内出血の周囲で組織の硬いところと柔らかい所の境目を囲むようにお灸を据えていきます。
すると翌日には……内出血の円状の中心から徐々に色の濃い紫から黄色っぽい色に変化していき、膝の曲げ伸ばしも曲げやすくなったという本人の自覚も出てき始めました。
さらにその翌日には、内出血の部分の上半分の色が薄くなり三日月状まで変化し、全体の腫れも減ってきています。ここまでくると痛みは若干残っていますが、普通に曲げ伸ばしが出来るようになってきています。
(左:施術初日 右:施術3日目)
左右で比べると変化も分かりやすいですね。
ぶつけた直後は炎症もあり、圧迫したりアイシングをすることもありますが、急性期が過ぎたら血流を促進して組織の回復を促すことでより早期改善・回復が期待出来ます。
改めて身体の修復する力の凄さを実感しました😄