風邪を防ぐにはどうしたら良い?😷
こんにちは虹いろ鍼灸院の冨田です。
連日インフルエンザが流行って病院に多くの患者さんが来ているという報道を目にします。
できれば罹りたくないですし、もし自分が罹ったとしたら早く治したいですよね。
色々予防法を試しているけど効果がないという方もいるかもしれません。
まずはインフルエンザを含めた風邪についての特徴を西洋医学と東洋医学の両面からみていきましょう。
どのような対策が効果的かみえてくるかもしれません。
・風邪の原因となるウイルスは200種類以上ある
インフルエンザやコロナは聞いたことがある人も多いですが、他にも風邪の原因とされるウイルスは200種類以上あります。
100人いれば100通りの症状に悩まされるのが風邪です。
ある統計調査では人は一生のうち大小含めると200回ほど風邪をひくといわれています。
1~2日学校や仕事を休むだけでも1年分近く風邪で社会生活から離れることになります。長引く人はさらに多くの時間を療養に当てることになります。
20~39歳の仕事をもつ男女対象での完治するまでの期間は平均で5.4日かかるとされており、年齢が異なればもう少し長くなることもあるかもしれません。
もちろんだれでも風邪を引く可能性はありますが、出来るだけ自己防衛する方法を知り実践することで、自分にも周りの家族や職場などへも良い影響を与えるでしょうし、それだけ多くの時間を健康に過ごすことが出来ればより快適な生活を送れるのは間違いありません。
風邪は7日で自然に治るとも言われる様に上気道(鼻から喉の通り道)に炎症を起こしますが、その原因の90%はウイルスとされほとんどが自然に治ります。
代表的な症状は➀鼻水・鼻づまり ➁喉の痛み ➂咳、たんですが他には微熱、くしゃみ、倦怠感、頭痛などがあり
ウイルスが身体に侵入してから2・3日目にピークを迎えることが多いです。
しかし風邪を引いたとしても1週間以上引きずる人もいれば、1日で熱が下がってケロッとしている人もいます。
この違いはどんなところにあるのでしょうか?
・風邪を引くときの大まかな流れは……
のどの違和感や身体がだるいなどいつもと違う感覚があり、そこから体温が上昇し始め、高温になる頃には鼻水や咳などの呼吸器症状や食欲低下や関節・筋肉の痛みなどが現れます。
風邪を引いたときの前にやっていた習慣を振り返ると大きく2パターンがあります
1つ目は睡眠不足による寝不足、外食続きなどの栄養バランスの偏り
2つ目は外的要因が絡んだ温度や湿度管理が不十分だったこと
もちろんウイルスが身体に侵入し増殖する事で様々な症状を引き起こしますが、生活習慣の乱れ(仕事や家の事で忙しい)からウイルスに抵抗する身体の力が落ちてしまっていることも大きな要因です。
ここに予防法のポイントがあります。
・東洋医学の観点からも風邪の引き始めの症状の1つとして「寒気」を感じたときは要注意です。
これは気温が低くて寒いと感じるいうのとは少し違い、首の後ろや背中を中心に「ゾクゾクする震えるような冷たさ」を感じる事です。
これを寒い邪で「寒邪」と呼び、外から寒邪が身体に侵入することで風邪症状を引き起こすと考えています。
しかし、普段は身体の機能「内」が充実して働いているためこの外邪と呼ばれるものの侵入を防ぐことが出来るのです。
つまり西洋医学でも東洋医学でも自分の身体の機能「内」を整えておくことがこれらを予防する手段となります。
・では風邪を引かない人がやっている事や習慣は何でしょう?
これまでにも出ているかもしれませんが、大事なのは「早期発見」と「早期休息」です。
風邪症状が出ていなくても寝不足、栄養が偏ったなと感じた時や寒気を感じた時その時から対処する事が大事です。
「普段の生活モード」から「風邪モード」に切り替えることでひどくなる前に身体を回復させる方向へ持って行きます。
どんな人も風邪は引きます。そこで重症化させない、それが習慣になることでゆくゆくは風邪を引きにくい身体を作ることにもつながっていきます。
具体的な予防方法はまた次回に😊
参考文献:一流の人はなぜ風邪をひかないのか?